杉山 洋行 院長ブログblog

講習会(3月10日)

去年の4月から参加していた講習会のコースが本日終了した。
長かったようで終わってみるとあっという間でもありまだまだ足りない部分も見えてくる。
飛行機が最終便で3時間以上空港で時間があったので講習会を振り返って講師の先生の著書を読んだ。参加してすぐの頃と今読むのとでは理解度や見えるポイントがかなり異なっていることに気づきやはり参加して理解が深まっていることを再確認した。
音楽や芸術の世界でもそうであるが、知識や理解が深い人が見るのでは素人と全く評価の仕方が違うようにものを見る力とはやはり知識や経験に元づくものが大きく、それがかなり偏った危険な方向でしか見ていなかったり浅い知識で分かったようなつもりで見てしまうと非常に危険であることも今回のコースを参加して改めて認識することができた。
同じ講師の先生のコースを3年、4年と受けている先生が多いと言うのもうなづける。
どうしても秋田ー横浜という物理的な距離、時間、費用の壁が大きく首都圏にいる先生方が羨ましい。
最近では同時ネット配信という形の講習会のも出てきている。
そういったものが増えてくれることを切に望む。
そうすれば歯科医療全体のレベルアップにも繋がるしそれを享受できる患者さんの数も増えることにも繋がるのだから。

ジャッジアイズ・死神の遺言

今話題のピエール瀧の問題で様々な関連被害が出ておりますがその中の一つにPS4のゲームがある。
キムタクが主演のゲームでヤクザの組員の役でピエール瀧が出演している。
実は私も持っていて、発売の次の日に買った。
普段はあまりゲームはやらないのだが、結構話題になって面白そうだったのでつい買ってしまった。が、結構ハマる。
あまりやる時間がなくまだクリアしていないが8割以上は進んで最後のシーンを残すのみとなっている。
映像が本当にリアルで声も本人が入れているし、体にモーションキャプチャーを取り付けそれをそのままアニメーション化してゲームにしている。
人の表情、動き、背景の街並みや、ストーリーなども凝っていて、ゲームをやっているのか映画を見ているのかわからなくなり、自分で操作しているのでその世界に入り込んでしまうので数時間はあっという間に過ぎてしまう。
豪華な俳優陣も出演しておりなかなか面白い。
なんとこのゲームまで販売自粛とは・・・
CM、ライブ、映画、ドラマ、TV、ラジオ、CD、DVD、ネット配信、・・・ とどまることがない。
坂本龍一が音楽に罪はないとCD自粛に意見しているようですが。
逆に希少価値がつきネットでは値段がかなり上がっているとのことなので早く終わらせてメルカリに出そうかなーっ。

3.11

明日は3.11 もう8年が経つことになる。
各メディアや新聞等でいろんな特集が組まれ報道されている。
その見たものの中で非常に考えさせられたものがあった。
もう8年も経っているので順調に回復して元どおりの生活を送られているんだろうと思いきや、今が一番苦しんでいる人たちがいかに多いかというものであった。
震災後は必死で歯を食いしばりなんとか頑張り、その後はボランティアや復興工事等で大量な人とお金が流れ込みいわゆる「復興特需」で周辺もかなり潤った。
それをあてにして事業を拡大したり、関東からコンサルタントが後押ししたりした。お金も大半が国からの支援を受けることができたり、無利子で事業資金を借りることができ返済の猶予もあった。
が、その支払い猶予が切れ返済をする段階になったところ復興特需は消え去りボランティアも来ることがなくなったというのだ。
海や綺麗な砂浜が売りだった観光地も、コンクリートで固められた防潮堤で高い壁ができ、観光客も来ず、水産加工会社も今までは復興としてなんとか買い支えてくていたものが普通の価格競争になりものが売れなく新規で買い直した設備機器の借金の返済が滞り次々と倒産しているとのことであった。
震災後は「絆」と掲げ人との助け合いがいかに大事か、生きていることは素晴らしいとして美談がもてはやされたが、現実を目の当たりにしてその難しさに皆が頭を抱えていた。
ある会社社長は、息子が震災でなくなり妻もすぐ病気でその後他界し仕事だけが自分の生き甲斐となった。一生懸命仕事をすることでその悲しみを乗り越え息子、妻の保険金も全て会社の設備投資に回し今は借金返済でどうしようもない現実の苦悩を伝えていた。

同じ東北、隣の県での出来事なのにこんなにも苦労している方々がたくさんいたのだということに心が締め付けられる思いでその番組をみた。
何か支援したい、手を差し伸べたいという人はたくさんいる。
私も少なからず行った。
でも、その一時的なものの支援ではその人の生活の永続性とはかけ離れたものがあり、これからが本当の勝負なんだと思った。
津波でたくさんの方々がなくなった。
なんとか生き延びた人たちが幸福に楽しく生きるにはどうしたらいいのか。津波の難を逃れて良かったと思えるような希望の持てる生活を送れないとなんともやるせない。
今秋田市で三陸の牡蠣小屋が出張開店してるが、ぜひ期間内に足を運びたい。

卒業式

本日多くの高校で卒業式が行われた。
自分の子供は在校生として式には出てきたようだ。
秋田は毎年この時期はひどく天気も荒れたり雪が多く足元が悪かったりとあまりいいことはないのだが、今年は雪も全くなく春らしく良かったのではないかと思う。
大学入試試験も終わり発表を待つドキドキの中、金八先生を見て育った熱血教師の感動めいたホームルームで話を聞き、後輩に見送られながら学び舎を後にする。
去年、娘の式に参加していろんなことを考えたのからもう1年が過ぎた。
もうそんな時期になったんだと驚いた。月日の経つのは本当に早い。
自分が出席した卒業式で何と言っても忘れられないのが兄の防衛大学の卒業式であった。
在校生が一糸乱れず隊列を組んで行進し、空には1秒と狂いのない時間でブルーインパルスが編隊を組んで大学上空を旋回し、儀仗隊が見事な銃さばきで空砲を鳴らし、現職の内閣総理大臣がサイレンを鳴らした先導車を伴い現れ式辞を述べる。
卒業式に参加したというよりは、何かのショーを見にきたかのような豪華さと華やかさ。
恒例の最後に卒業生が帽子を高く放り投げる様は圧巻で必ずテレビ局が取材に来てニュースの報道になる。
そんな卒業式もある。
そして、それぞれの卒業生の家庭でいろんな今後の違う生活があるのだろう。
いいことばかりじゃないかもしれないけれど、頑張れ卒業生。

インプラント研究会例会

今日は毎月行われているスタディーグループの勉強会があり会長から根管治療に関しての発表があった。
私も以前にこのシステムの話を聞いて実際実習も行いこれはいいと実際の臨床でも取り入れて現在も行なっている。
根管治療は患者さんもずっと口を開けていなければならず我々も狭いよく見えない曲がりくねった根の治療は大変な上に難しく保険点数の評価も低いこともありできたら避けたいものである。
このシステムや最新の機器を導入してからは根管治療のストレスは劇的に少なくなったように思う。
ただ見えない部分であるがゆえに抜去歯での状態や電顕写真、他の先生の話を聞いたりなど理解を深める必要がある。
今日は他に骨補填材についてメーカーの担当者の詳しい説明、他の商品との比較などの話もあった。
昨日も診療後に違うメーカーの人に来ていただき診療室で話を聞かせてもらった。
その前の木曜も違うメーカーの人から診療室で詳しい説明を聞いた。
どうしてもホームページやカタログ上での説明では分かりかねることが多々あることや聞きたいことが記載されていないことなど疑問を感じているのに実際に患者さんで使うことはできないので直接話を聞かないとどうしても導入することに躊躇してしまう。
メーカーの営業担当者の話だけでは信頼できないので合わせて臨床例や大学での使用結果、学会での論文なども合わせて持って来てもらうので話を聞いた後にその文章を読まないといけないので時間がいくらあっても足りない。
木曜は休診日だが目を通さないといけないものが机にうず高く積まれ、さらに今後の難しいオペを予定しているカルテもその上に積まれており、なかなかその量が減らない。
だが、3年前の診療できなかったことを思うと贅沢な悩みだなーっと少し嬉しい気持ちにもなる。