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杉山 洋行 院長ブログblog
講習会(11月12日、13日)
土曜日の午後診療を早く終わらせ、歯科医師会館にて学術講演会に参加してきました。
内容は「歯の再生について」愛知学院の水野先生にご講演いただきました。基礎医学の内容でしたので、スライドで部屋が暗くなると学生時代を思い出して思わずタイムスリップしそうになりました。
失った歯だけではなく歯槽骨をも再生するというもので、実現したらどれほどの患者さんのQOLを上げられるか計り知れないものだと思いました。
一日でも早く臨床応用できることを期待しております。
その後の懇親会でも遅くまで水野先生にお付き合いいただきありがとうございました。
日曜日は日本学校歯科医会基礎研修会に参加しました。
学校歯科保健の意義やCO、GOの対応、事後措置、キャリブレーション、医療券の扱い・・・ 等、開業して10年経っても聞きなれない言葉や初めてのことなど、学校歯科医になって初めてのことが多く勉強になりました。
初期齲蝕の判定、扱いなどキャリブレーションの必要性をかなり感じましたが、参加者が少なくそういった意味でも残念でした。
検診者による違い、判定基準の差などその時点で発生してしまうと、クラス、学年、学校、地域での統計的な比較や年次推移を見たときに意味が薄れてしまうのを危惧いたしました。
三師会セミナー
学会がようやく終わった次の日、キャスルホテルにて毎年恒例の歯科医師会、薬剤師会、医師会での三師会合同セミナーがありました。
今回は薬剤師会が主幹で「東日本大地震の被災地における薬剤師の活動報告」と題して高橋先生より講演がありました。
震災1週間後に現地入りし実際の状況をスライドを交えてその問題点等の話をしていただき大変勉強になりました。それぞれの避難所や各専門家の方々をつなぐ横のパイプ、コーディネーターの役割の重要性など現場に行かれた方だからこそ感じられた問題点などを提起され秋田の医療体制を考える貴重なものでした。
懇親会で隣に座られた先生は釜石に実際行かれその状況の大変さなどのお話が聞けて非常に興味深かったです。
歯科の場合は死体検案の方が主に大変だったようでその専門性の違いから活動内容も場所も全く違う点も明らかになりました。
このような震災が再びそれも秋田で起きる可能性は低いでしょうがその基盤整備を築くことは生命の根幹を守るとある日本国憲法と照らし合わせてもプライオリティーの高い懸案事項だと思いました。
インプラント学会

11月5,6日2日間にわたり県民会館で日本口腔インプラント学会が行われました。
1年以上前から何度も会議を繰り返し役割分担し仕事をすすめてまいりましたがとどこおりなく無事終了いたしました。
関係者の方々お疲れ様でした。私の医院からもスタッフに手伝っていただきこの場をお借りして感謝したいと思います。
歯科の数多い学会の中でもインプラント学会というものはその登録人数や規模の大きさでも群を抜いていることからもみなが注目しているものである分野で、逆を返せばそれだけ難しい治療であるとも言えます。
歯科診療のほとんどが保険内の治療であるにもかかわらず、保険適用外の治療法に皆(歯科医師及び患者さん)がこれほど注視し頼らざるを得ない状況というのもなんとも皮肉なものだなあとも思います。
学会終了後近くのホテルで打ち上げをいたしましたが、今まで大変な方ほどいい笑顔をして誰よりも感謝の念を述べられていました。
「努力する人は希望を語り、怠けるものは不満を語る」
という言葉がありますが本当にその通りだなーと思いました。
次の秋田主幹は7年後ですがもうすでにその準備に向け今回の反省をふまえ資料を作って残しておくことなどが打ち上げで話しておりました。
会計担当の私は大変なのはこれからですが、陰ながらサポートできますよう頑張ります。
学会で秋田に初めて来られた方も結構おりましたがどう印象に残ったでしょうか?
私たちの努力が学会だけでなく少しでも秋田のよい印象になれたならば幸いです。
小学校就学時検診
本日午後、校医である旭南小学校の就学時検診に行ってきました。
もう少しでピカピカの一年生になる子たちがお父さんやお母さんに付き添われて緊張した様子にほほえましく思いました。
虫歯がある子も少なからずおりましたが、そのことを指摘すると親の方のほうがびっくりされておりました。
また、虫歯以上に顎の発育の悪さや咬合(かみ合わせ)の悪い子が非常にたくさん見受けられました。
検診項目ではチェックのしようがないため、一人1分もかけられない検診では指摘や指導することができず非常に歯がゆい思いで帰ってきました。
個々にゆっくり説明や指導がしたくても自分の医院に誘導することもできず、たぶん他の医院では「別に問題ない」「様子を見ましょう」と言われてしまうんだろうなーと思いました。
自分の見方が絶対とは言いませんが、簡単な治療や、下手すると食事指導だけのお話だけで改善の方向に持って行ける子もいて何とかできないかなーと課題を抱えて終えてきました。
講習会(10月23日)
土曜日の診療終了後急いで飛行機に乗り、日曜日に行われたインプラントのシンポジウムに参加してきました。
会場は秋葉原駅の近くの大きなイベント会場を貸し切って行われました。
最近オープンしたAKBシアターを尻目に丸一日お話を聞いてきました。
最近は矯正関係のものに多く参加していてインプラントに関しては久しぶりだったのですが、その人の多さと規模の大きさには圧巻でした。
一般開業医にもCTの普及は進んでおりその3次元的な考察、また、各種インプラントの15,20年の長期的な予後による考察、各歯科大学での基礎的研究などが進み以前ではよしとされていたことに警鐘がうながされ、術者主導型から患者主導型へと転換し同じ先生の話でもいろいろと変遷してきており、時代の流れを感じずにはいられませんでした。
ですが、一番大事なのは「何のためにインプラントをするのか」ということだと感じました。テクニック的なことに翻弄され、何の人工骨、人工膜がいいのか、なんの機械がいいのか、壊れない補綴物の構造はどうすればいいのか・・・・ 常に視点は現在にフォーカスされ取りだたされますが、どうして欠損に至ったのか今後長期的にどう変化していくのかともう少し大きくとらえると考え方が変わっていくことを痛切に感じました。
インターネットで調べたり、いろんな文献や、分厚い学術書を読み漁っても感じられないものを、1000人近くの熱気とたくさんのパネリストの先生の話を聞いて感じることができました。
収穫の多い日曜日でした。

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