杉山 洋行 院長ブログblog

優先順位

インプラントのオペが増える度に最近思うことで昔と随分考え方が変わってきたところがある。
昔は、いかにオペを成功させるか、難症例をクリアしていくかであったが、少し前からはいかに患者さんの負担を少なくできるか、治癒期間を快適に過ごせるのかと考え、最近は一生ものの治療をした患者さんといかに長く付き合えるか、メンテナンスを続けていけるか、責任を持って長くフォローできるかと考える。
若い時とは体力も視力も衰えるのには逆らえないところがあるので、オペが長時間に及ぶ時などはいかに集中力を切らさずその状態をいつでも発揮でき、そしてこれから先も続けていけるかは自分の体のメンテナンスを今まで以上にしっかりとしないといけないと感じることが多い。
もちろんそれらは全て以前からちゃんと考えてはいるが、その重要性の優先順位が前とは変わってきている。

体のメンテナンスは今までは、心拍数が跳ね上がるような負荷を長時間かけたり、自分の筋繊維をズタズタにするまで重い負荷をかけたりしないとトレーニングをした感じがしなかった。
体への必要以上の負荷は関節や骨を痛め体を向上させているのか減退させているか分からないことが多かった。
今は体の声に耳を傾けその日の状態に応じて変え必要以上の負荷はかけず、ヨガなどの静的な負荷を中心としたものや、場所や雰囲気を変えてリフレッシュを目的としたものへとシフトしている。
睡眠時間も意識して確保したり、食べるものも前よりもよく選ぶようになった。
前のように夜遅くまで飲み歩くことは全くなくなった。
そんな体力があるのであれば患者さんの治療に傾けたほうがいいとつくづく思う。
以前は無茶をしながらでもそう考える余裕があったのかもしれない。
普通の歯科治療ではあまり感じなかったが、インプラントの特殊性を考えるとそう感じる今日この頃である。

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