杉山 洋行 院長ブログblog

講習会(11月29日)

水曜の19:00から歯科医師会館で山内先生の学術講演会に出席してきた。
平日の夜に度々こうして講演会が行われることがあるが夜の時間なのでどうしても時間が限られてしまい、もう少し深く聞きたいと思うことがあるが勉強するきっかけとなるにはいい機会でもある。
歯並びは矯正医と決めつけている歯科医師は大変多く、一般歯科治療と並行して矯正を行なっている歯科医師はかなり少数派であろう。
であるから、一般の歯科医師は、歯列、噛み合わせ、咬合誘導、MFTなどに関する知識に乏しく、乳歯列から定期的にフッ素塗布をして虫歯予防に力を入れてカリエスフリーなのに永久歯が萌出する度に歯列不正が著しくなり「もう少し様子を見ましょう」と言ってひっぱった後に矯正医に紹介し、患者さんはせっかくカリエスフリーな健康な小臼歯を4本も抜歯し、高額な治療費の負担を強いることになる。
矯正専門医は流石にその道のプロであるから、我々GPがちょっと勉強したくらいではなれるレベルではなく非常に高い見識と技術を持っている。
が、そこまでのレベルで無くても直せるまた、防げる歯列不正もたくさんあることは確かである。
それを「できない、わからない」とは言えず「様子を見ましょう」と言い矯正に関しての勉強を一切せず矯正医に丸投げするのは如何なものかと思う節がある。
かかりつけ医としての意地とプライドが黙って見過ごすことが私にはできず今に至る。
今まで矯正に関してかけた時間と労力、費用、は計り知れないし、まだまだである。
山内先生のような専門医にはとてもかなわないが、専門医の先生のお手をかけなくともできることもある。
患者さんの費用もあまりかからず、永久歯を抜歯しなくてもいいのであればどれほどいいことか。
自分のスキルアップを目指す気持ちと休みの日はゆっくりしたいと思う自分との常に葛藤である。
かかりつけ医としてのプライドと責任感に耐えきれず、講習会に行く回数と書籍の数がどんどん増えてしまう。
定期試験の勉強をしている子供よりも遅くまで本を読んでいる自分はなんなのかと空が明るくなるのを見て考えてしまう。

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