杉山 洋行 院長ブログblog

インプラント研究会総会

IMG_1778土曜日の午後、私が所属しているスタディーグループの総会が市内のホテルにて行われた。
理事会、総会に次いで講演会も行われ、奥羽大学歯学部解剖学教室の宇佐美教授をお招きしてインプラントの臨床に関係が深い部分の講演を行っていただいた。
硬組織はうちのCTでも見れるが、軟組織である血管、神経などは分からない部分でもありまた、個々の人によって走行パターンが変化に富んでおり、解剖的にそのパーセンテージを聞き頭に入れておくだけでも勉強になった。
その後は懇親会が行われ秋大の口腔外科の先生も多数来ていただき親睦を深めた。
同じ会に所属していても一同に集まるのはあまりないのでいい機会であった。

医科歯科連携

IMG_1773本日10時から16時までがん医科歯科連携講習会に出席した。

この4月の保険点数の改定でも医科歯科の連携や病院歯科との連携に重きを置いており、全身疾患をもった方の歯科治療、他科からの紹介状での加算点数など今までにないものが新設されている。

従来の保険でもそこは見過ごされており評価の対象とはされていなかった。
講習会でもそういう内容のものは皆無であり、歯科治療のテクニックや知識をより高度にするかというものばかりで、当然我々も他の医院との差別化を図るためにもその点に重きを置いて競ってきた。

去年私がしばらく入院して感じたことは、自分の口でおいしいものをおいしく食べられることはこんなにも幸せでうれしいことであると思った。
口の中に口内炎などができて口腔機能が低下すると食べることが苦痛になり、話したりすることも障害がでてくる。
歯科医である私が口腔機能の重要性を身をもって体験したので、そういうことの改善ができればどんなにか救われる方々がいるだろうと思い、そのようなことを勉強する機会があれば参加したいと思っていた。
特に「がん」は3人に1人がなると言われており、抗がん剤や放射線治療などで多くの方が口の中に副作用として問題を抱える。
しかも、口の中の衛生状態が悪いと感染症などの合併症を引き起こす割合が大きく違うといわれている。
ある調査では、術後合併症の割合が口腔ケアをすると7分の1になると言われている。
秋田大学付属病院では、食道外科の患者は100%術前に歯科の受診をしている。
そのことからも医師の方々が、口腔状態が術後の予後に大きな影響を与えているという認識の高さを物語っている。

午前、午後の講習でやや疲れたが、得るものの大きい一日であった。