杉山 洋行 院長ブログblog

新オートクレーブ

写真 1写真 2木曜日の休診日を使って業者さんに入っていただき機械の取り付け工事を行った。

今回導入した機械はオートクレーブ日本語で言うと滅菌器
使用する器具を滅菌する機械は135度50分2気圧をかけて行う。その機械が昨年暮れごろに壊れてしまい今回新型のものを導入した。(写真)前のものと比べ格段に機械が大きい。

従来のものと違い滅菌器の内部はコンピューター制御され状態がデジタルで表示される。その詳細はメモリーに随時記録されていく。内部の気圧は従来のものと違いマイナス(陰圧)になり滅菌する器具の内部まで完全に滅菌できるように制御されている。
今までの滅菌機で充分だと思っていたしきれいになっていると思っていたが、どうも器具の入れ具合や状態によっては不十分なことも多々あるとのことで、従来機の上のクラスのものを導入した。目に見えないし確かめようがないものであるが、だからこそよりいい機械を入れて徹底したいと思ったためである。

たとえば難しいオペを行いその後治癒が悪かったり感染したりした場合何が悪かったか確かめようがない。器具の滅菌レベルが低かったためか、術者の技術の問題か、患者の術後のケアの問題か、免疫や全身疾患との問題か・・・・ だれも分からないし調べようがない。

我々歯科医は自分の技術や知識をさらに上をめざし、衛生士は口腔内の衛生管理を行い患者さんへホームケアーの徹底を図るよう指導する。が肝心の器具の滅菌レベルが低いとは今まで夢にも思わないし疑っていなかった面である。
ヨーロッパでの水準のレベルが今後スタンダードになるようで日本での歯科医院の導入はまだまだかなり低い現状のようであるが当医院ではまずはその部分はクリアーした。

旭南小講話

本日、午後校医である旭南小学校で保健委員会において歯の健康に関する講話を依頼され約50分ほど話をしてきた。
前回、子供たちに対して行った時予定時間の半分くらいの時間しかもたなかったのを反省し内容を少し多めにして残り時間の状態をみて後半を削りながら話そうと行った。
人前で話すときはその時の気分や状況で極端に短くなったり長くなったりするものでその時間配分は難しいとよく思う。
話す内容を考え、その構成、話し方、使用する写真や文字、パワーポイントのアニメーションの動きタイミング、等々、作りこんでいくときりがなく、昨日は久々に徹夜をしてこの写真ではこのくらい話を膨らませて話すと何分かかるかとリハーサルまでして時間配分に気を使った。
単調な話ではつまらないので、途中動画を何か所か入れたり、自分の患者さんとの話、芸能人の話などを入れてみたりと思いのほか下準備に時間がかかった。
月末でご父兄の方々は忙しかったみたいで参加者は少なかったが、時間通りに講和は終わることができた。
自分の子供のことに関心をもってもらうだけではなく、聞きに来られた父兄のご自身の口腔内に関心をもってもらい健康と口腔内の状況はいかに関わりがあるかについて話した。
このことで明日から何かが大きく変わることはないし無理だと思うが、こころのフックにところどころの内容が少しでも引っかかり毎日の生活の中でフッと思い出していただけたら話をしにいってよかったと思う。
たった50分の講和であったが何日分かの診療と同じくらい気を使った。
頼まれごとは試されごと 前にある方に言われた言葉を思い出していた。

読売新聞1面

m 00119日の日曜日の読売新聞の1面の記事である。
書いたのは歯科医師ではなく、がん協会会長の医師である。がん患者を含む多くの何千人という患者さんを見て来た医師の言葉には非常に説得力のあるものを感じた。
多くの歯科医師や歯科医師会が口腔の大切さをアナウンスする記事や啓蒙活動をしてもどうもスッと入ってこない気がする。まるで牛乳普及協会が「もっと牛乳を飲みましょう」と言っているようなものだからか。
記事の内容を読むと実によく口腔と全身のかかわりや口腔機能に関することを理解されている。また、その背景にある保険事情や技工士問題に関しても踏まえてある。
日本は保険制度が整いすぎているためか他の海外の事情とは乖離している。アメリカで1本の虫歯の治療をするとなると根の治療だけで10万円以上、かぶせものを含めると20から30万円もかかる。ましてや訴訟の国である。なにかあれば訴えられるとなると予後の悪い歯は残さず抜歯してインプラントを入れた方が同じ金額でトラブルも少ない。日本では数千円で保険治療を行うことができるので抜いてインプラントを考えることは少ない。虫歯ができても治療費はたかが知れているので予防を重要視する人は少ない。かえってクリーニングの方がお金がかかる。
ならば、もっとお金のかかること(車、ブランドもの、バック、衣服、英会話、ジュエリー・・・・)に気を使うようになる。
外車の高級車に乗り、口の中は保険の3千円の総入れ歯。どうもおかしい気がする・・・。
極端に聞こえるかもしれないが本当にそういう人は多い。
口腔機能の大切さをぜひこの記事を見て振り返る必要があるのではないだろうか?

センター試験

__ 1 __ 2今週末大学入試のセンター試験が行われた。
全国ではJRの信号機の故障で2時間近く遅れた受験生がいたりもしたようだが無事2日間の日程を終えた。
受験生もさぞかし大変だと思うが、受験生をもつご家族も同様に大変だと思う。
食事などの体調管理に気を使い、風邪やインフルエンザなどの感染症に特段の配慮をし、家族全員旅行などのイベントを控え、「すべる」「落ちる」などの言葉をつつしみ、普段しないような神社への神頼みに走り、受験生以上にやつれていく親も多いと聞く。
センター試験を受験された受験生はどうであったろうか。

私のときも非常に思い出に残っている。
センター試験は、目標とする点数には5科目で40点ほど足りず、大学入試の2次試験は試験日の1週間前から風邪をひき38.5度から熱が下がらず、毎日点滴をしに病院へ行き勉強が手につかず、試験当日2科目目の数学をやっている時に開始10分ほどしてあまりの高熱でのぼせて鼻血が出て必死に指で押さえて上を向きながら答案を書き、どうしても血が止まらず終了30分前に退室し、血だらけの手と顔をトイレで洗い、誰一人私に声をかけてくれる人はいなくあわれんだ目でみられ、ホテルに帰り今までの3年間は何だったのかと涙が止まらず2次試験の2日目を棄権し秋田に帰るか朝まで悩み、一睡もせず2日目を受験したことを。

もし、センター試験で模擬試験通りの点を出せていたら、もし2次試験で2日目を棄権していたら、もし・・・  今はどんな人生を送っていたんだろう。
毎年、大学入試の試験の時期ニュースを見るたびに思い起こされます。

自分の子が写真の合格祈願バージョンのお菓子を食べているのを見て自分の子がこんな年齢になったんだなーっと感慨深く親として見ておりました。