講習会(5月14,15日)
左の写真を見てください。
こんなにでこぼこしているのに一本も抜かずにきれいに並べることができるんですよ。
信じられます?一般の方よりも歯科医師や歯科の仕事にたずさわる人ほど信じられないかと思います。
一般的には、歯を抜いてスペースを作りその隙間を利用して並べていくんですが、上下で4本も虫歯になっていない歯を抜くのは歯科医師にとっては身を引き裂かれるような思いです。
どれほど歯を保存することが大事か患者さんに説明をし、どれほど時間をかけて治療をしているか、日々の診療と逆行する行為にに心が痛みます。
どうしても仕方ない場合はやむをえませんし、抜くことのほうがメリットがある場合も当然あります。
小さい時から通ってきてくれている患者さんにブラッシング指導をしたりフッ素を塗ったり、口腔内の状況に関していつも見ている。が、歯が変なところから生えてきた、歯並びが気になると言われたとたん「様子を見ましょう」 「矯正医を紹介しますのでそちらに行ってください」と手のひらを返したような返答、態度。
自分の中のジレンマに耐えられない・・・ これが、私の矯正を本格的にやろうと思った理由です。
かなりの回数東京にでかけ週末を利用して学び、文献、書籍を読み漁りました。
虫歯や歯周病で悩まれている患者さんはたくさんいます、同じく歯並びや歯の曲りによるあごのズレを気にしている方もたくさんいます。そんな方を一人でも多く救いたい。矯正を学んだことで、今まで以上に歯列の見方や考えが変わりました。
東京からの最終便の飛行機でおにぎりを食べながらその思いも一緒に噛みしめていました。
お花見
このGWに弘前の桜を見に行ってきました。
とんでもない渋滞で100m進むのに2,30分はかかる状態でかなり遠いところから歩いて見に行きましたがその甲斐あってすばらしい景色を堪能してきました。
よく今までニュースやテレビで放送されておりましたがたかが桜だろうと少々冷めていましたがあれだけのものを見せられ圧巻でした。
写真も300枚以上も撮ってしまいました。
道路が混んでなければまた来たいのですが・・・